未来へのギフト
盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」
2025年5月5日のブログです。
日々コツコツとピアノの練習をすることは、未来の自分へのプレゼントだと思います。
私は、譜読みの力をつけてほしい、ということと、身体に負担のない良い弾き方を少しでも身に付けてほしいと願って、それぞれの生徒さんに、自分にできる精いっぱいのレッスンをさせて頂いています。
私自身、過去の自分にとても感謝していて、今日のブログタイトルを思いつきました。
生活が忙しくて、そもそも練習をすること自体が大変な時、いつまでもお金をかけてレッスンに通うのは贅沢なことなのだろうな、と、悩んだ時期、身体がきつくてしんどかった時期、いくら練習してもこれ以上うまくならないのかと、自分の能力に心が折れそうになった時期、色々な時がありました。
基本的に、今に集中しているため、過去のことはあまり思い出せなくなってきていますが、挙げればきりがないほど、色々なことがあって、続けてきたピアノだと思います。
何も自分が頑張って習い続けなくても、そんなに弾かなくても、すでにそこそこ教えることはできるのに、より上手くなりたい、と弾くことを続けてきた結果、最近、また一つ、壁に穴をあけたような気がしています。前のブログに書いた背中の気づきからの、腕の脱力の感覚についてです。それも特に左腕に関して。
ここで詳しくは書きませんが、右腕と左腕は別々なんだということの意識が新たに芽生え、そこから一つ大きな気づきがありました。
過去にあきらめなかった自分のおかげで、今があります。
これを読んでくださっている皆さんも同じだと思います。それぞれのピアノ人生で、時間を重ねた時、「あの時頑張ってよかった、自分よ、ありがとう」と言えるときが来ると思います。それは、10年単位の話です。でも、懸命に生きていると、10年なんてあっという間ですよ。特にピアノの勉強に関しては。
皆さんのピアノへの取り組みを、心から応援しています。