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何のためにピアノを学ぶか

2020年5月20日公開のブログです。

皆さまこんにちは。

タイトルどおりの話です。

「趣味のピアノだから」「専門に行くわけではないから」と、耳にすることは多いです。

だから、の次はおそらく「本格的に教えてもらわなくてもいい」というイメージが想像できます。

本格的とはなんでしょう。・・・古くからあるピアノ学習、ピアノ練習のイメージにより、おおかた想像がつきます。たくさんの教材、たくさんの練習・・・

私自身、教える身でもあり、一方で「趣味のピアノを生涯楽しみたい」と感じている一人なので、自分の経験から、この頃はっきり思うことがあります。

それは

「趣味だからこそ、続ければ確実に演奏のクオリティーがあがる、正しいやりかたを身につけさせたい」ということです。

曲がいろいろ弾けるようになっても、一切クオリティーに変化なし、ということはよくみられます。原因は「演奏の仕方に目を向けていないから、同じ弾き方を何年もくりかえしている」こと。もったいないなあと思います。

それで十分楽しい、という人も大勢おられるでしょうし、人はそれぞれですが。

・・・専門を目指す「音楽大学に入ること」が目標、などいう場合は、弾き方云々は、変な話逆に研究しなくても、そういう指導のスキルをもった先生のもと、ひたすら目標に向かって邁進すればいいと思います。やらなければならないことがたくさんあるでしょうし。知識も必要ですし・・・

奏法をのんびり研究できるのは、趣味のピアノの特権ではないかとさえ思うようになっています。

音楽大学を出ても、様々な事情でそのあとあまり弾かない人もおられるでしょうし、大学など出なくても、他の仕事をしながら毎日わずかでもピアノに向かう人もいるでしょう。

まさに、多様ですよね。

独学ピアニストさんも、ネット上でたくさん見かけます。それを見ると、「弾けるためだけなら、もうピアノの先生いらないね?」とさえ思います。こんな時代だからこそ、ピアノ指導者として、より良い演奏の仕方、楽器の扱い方をあきらめず追求していかなければ、ほんとうに有益なアドバイスは、とてもできないと思います。

ピアノの演奏は、一度覚えたらそれですむ、自転車の乗り方のようなものとはわけがちがいますよね・・・・