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待つということ

公開日 : 2020年1月22日のブログです。

皆さまこんにちは。

お子様にピアノを習わせてみたはいいが、家であまり練習をしないと、イライラして「いつまでたってもスラスラ弾けない」とか「こんなことではお金がもったいない」とか、そんな風にお感じになるお母さまは、今もおられるのでしょうか・・・

今も、と、申しますのは、少し前までは、わりとよく聞く話だったように思うからです。最近はどうなのでしょう。もしも、そんなお気持ちの親御さまがおられましたら、今一度「ピアノ(を通して音楽)を習う目的」について、ちょっとだけ深くお考えいただけたら、と、思います。

お子さまが、レッスンに行くのを嫌がっているようでしたら、論外ですので、話をよく聞いてあげて、無理することはないのでは、と思います。誰のせいとかではなく、そういうことだってあるでしょう。

レッスンには張り切って行くのに、家では本当に練習がさっぱり・・・問題はこの場合です。

教える側からすれば、実は、張りきって来てくれるだけで、続ける価値は多いにあり、続けることで必ず成果もあげられると思います。(成果には色々あります。)

ピアノを習わせた以上は、何か弾けるようになってほしい!なるべく早く・・・お気持ちはよくわかります。私も教室初期のころは、そんな期待(親の)に答えてあげようと必死の面もあったかもしれません。それはそれで、お役にたっていたこともあったのだろうと思わなくもないですが・・・・今は、表面的な進度より大切にしたいものがはっきりしてきたので、だいぶ変わってきたように思います。

乱暴なことを言ってしまえば、正しい鍵盤を探してなんとか曲にするだけなら、やる気と楽器さえあるなら、習わなくてもできるかもしれません。今の時代、YouTubeでも鍵盤が光って教えてくれる動画や、指導そのものの配信さえあるほどで(それらもビジネスでしょうが)、本当にすごい時代になったものだと思います。

話がそれましたが、結論は、ピアノ教室に通う意義、プロの音楽家から直接学ぶ意味は「見るからに流暢に弾けるようになる」ことだけではない、ということです。

じゃあ、他になにがあるのか?

精神論も含めて、答えはたくさんあると思います。先生の方針によっても違うだろうし、ここでは私の考えは申しません。

ただ、「ピアノとは家でたくさん練習をして先生にマルをもらって次の曲に進む、ということを延々と繰り返し、発表会の時はちょっと頑張る」という、習い事として固定されたイメージは、もう古いような気がします。

ピアノ(音楽)教室に、楽しんで通われているお子さまが、なかなか進まないように見えても、おそらく、たくさんの財産が蓄積されているはずです。その先生からしかもらえないもの、そこに価値を見いだせて、習わせられたら、本当に素晴らしいことです。最低限の練習でレッスンを継続して、何が身に着けられるか。教える側は、意識して教えていますので、必ずお答えいたします。

大事なことの一つは、「待てるかということ」かなとも思います。。

(ご家庭のご事情が許すなら、ですけどね・・・)

ほんとうのことは、すぐにはあらわれないものだ、と、思います・・・きっと何事も。

・・・体験レッスン、ご相談、お受けしております。お気軽にどうぞ。