ありのままで
盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」
2024年1月25日のブログです。
先生も生徒もありのままでいられる関係は、お互いが力を発揮でき、相互作用が生まれます。
レッスンを作り上げる、という言い方はこれまでしてこなかったのですが、なんだか最近、この言葉が浮かびます。先生と生徒で作り上げる場。それがレッスン。生徒の側は、受け手ではありますが、「受ける」ということができてくださるから、「与える、投げかける」ということを次にできるのです。そう考えると、我々教える側の人間は、もっともっと生徒さまがたに感謝せねば、と、感じているところです。
さて、ありのまま、とはどういうことか、と言われれば、無意識の部分にも関わってくるので何とも言いようがありませんが、「自分の心の真ん中」が納得して関われている関係、とでも言いましょうか。
生徒さんには、ぜひともこのことを意識して、レッスンに臨んで頂きたいと願います。気になることは何でも質問し、先生と共にレッスンを作り上げる、と、思って頂いてちょうどよいと思います。レッスンは、練習とはまた別な場です。練習したことを先生に発表する、というのは「レッスンのきっかけ」です。練習が思うようにできていない場合は、先生側がその日のレッスンのきっかけを作ります。
生徒さんに不自由な気持ちを抱かせないようにと思っていても、そんなことは、こちら側がコントロールできることではなく、こちらはこちらで「ありのまま」精一杯良いと思うことをお伝えしていくしかない。
そうやって初めて互いの信頼関係が築かれていくのかなと思います。
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