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こうなってみて気づいたこと

2020年4月19日公開のブログです。

皆さまこんにちは。

このような状況になり、何事もなかったころの自分の身体と心の使い方がどうだったのか、あぶりだされているような気がしております。

簡単に言うと「行動することで神経が疲れていた」ふしも多少あったのかなと。

これはあくまで私個人のここ数年、最近の話です。

教えるレッスンはもちろん、ステージでの演奏、自分のレッスン、鑑賞などでの外出の楽しい時間・・・自分にはこれしかないし、ぜんぶ楽しいし頑張りたい・・そういう気持ちで一生懸命でした。もちろんその気持ちは今もですが。

それらが、いったんほぼできなくなり、しばらくたちました。それらがなかったとしても、家の仕事は毎日あります。それでも、外で人と関わる時間が激減し、自分が本来一番やりたかったこと(ざっくりいうと、すべて「一人でやる準備」です)に、ゆっくり時間が使えるようになりました。本番がしばらくない。もしかしたら二年後かもしれない。そう思っただけで、緊張がなくなり、集中力が増している気がするのは、なんとも意外なことです。レッスンのためにと積み上げている本も、ゆっくり手にとることができています。なんだか、雑念がなくなってきている気さえします。

目の前に本番があるからこそ本気で練習ができているし、こんなに歳をとっても暗譜もできている、だから、いつもステージを作らなくちゃ、と、思っていました。でも、いつの間にか、もうそうではない自分に変わっていたのです・・・・ほんとうにピアノと向き合う(外への発信は関係なく)自分になっているのだと思います。今がスタートなんだな、と、感じています。

練習の録音を聴いて、これまでのレッスンで先生がおっしゃっていたことが、とてもよくわかるようになり、ダメなところだらけだということが毎日発見でき、より「あせらずあきらめず」の精神でピアノに向かうことができています。レッスン記録を読み返し、先生方の動画を見聴きしながら取り組んでいます。気が向いた曲を練習する、という自由スタイルのやりかたで、あせる必要がないので、うまくいえませんが、とても楽しいです。ダメなところを発見することに時間的な焦りもおきないですし。

直接のレッスンをしばらく受けれないのは残念ですが、私のレヴェルでは、自分で身につけなければならない基礎が山ほどあります。必要な筋肉をもっとつけなければならないし、とにかく、しばらく先に、いまより格段に良い演奏にいつかなるために、地味に地道に耳と心と身体を鍛えていくしかありません。特にも「離鍵」への意識。

・・・外では神経を使います。私は、もしかしたらそれが多いほうかもしれません。いまは神経も休める時間だと思って、でもただ休むのではなく!

また外で活動できる時には、パワーアップしていなければおかしい。そう思います。休んでいる間も、命の時間は削られてゆきます。大切に使っていきたいですね。

・・・このブログ、ピアノ教室というより、個人としての話ばかりで申し訳ないのですが、これまでも、「ここで指導しているのは、こういうことを考えている人間ですよ」という気持ちで、思うことを綴ってきました。生徒さんとの関係は、あくまで1対1、ピアノカウンセラーのような気持ちでのぞんでおりますので、指導している私自身のことを知っていただきたいという気持ちがあります。どうぞよろしくお願いいたします。

今のところはオンラインレッスンは行っておりません。できれば、時が来るまで辛抱して待ちたいと考えています。

皆さまお気をつけてお過ごしください。