レッスンノートと気づきメモ

盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」

2021年1月22日のブログです。

私自身が教わる側として長く続けてきたことに、レッスンノートと気づきメモ、というものがあります。文字通り、レッスンノートは「レッスンで教えて頂いたことや課題（曲の名前だけではなくあくまで内容としての課題）」を、忘れないようにあとからまとめるもの。気づきメモは、「練習しながら発見したり考察したりしたこと」をメモするものです。

気づきメモは、本当に長く何年も続けていたのですが、この頃ようやく、何かが変わり、書かなくても次の練習につながるようになってきましたが、取り組む曲も随分増えてきたので、譜読みや暗譜の状況などは、時々チェックして記録するようにしています。

教える側としての生徒さまのレッスンメモ、も、あります。また、生徒さまご自身にお持ちいただいたノートに、レッスンでのポイントを書いて差し上げることもあります（小学生など）。これは、生徒さまの財産にもなるし、私自身の振り返りにも役立ちます。（必要と判断した場合のみ行ってきました。レッスンはひとりひとりまったく違うものですので。）

ある程度の年齢になったら、レッスンのあとで、内容を振り返り自分で書き記すことは、後々役にたつものです。私などは、これまで二年半のレッスンノートが、いま、とても役に立っています。あの時は実感できなかったけれど、今なら感じられる、ということもたくさんあります。

・・・書く、まとめる、という作業は、頭の中で整理しなければできないことなので、面倒だと感じない範囲でやってみるのはおすすめです。

ポイントは、レッスンの後「帰宅してから」書くということ。帰ってからも覚えている内容が、レッスンで得てきたことなのだと思います。