レッスンを受ける側
盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」
2025年4月10日のブログです。
いつも思うことをまた書きます。
ピアノのレッスンがうまくいくかどうか、というのは、教える側と同じくらい、受ける側によるものだということ。
これは、生徒さんは立派でなくてはいけませんよ、ということではないです。生徒さんが、教える側に敬意をもってくれるから、信じてくれるから、こちらは、持っているものを最大限に提供させて頂ける、ということ。先生というのは、たいしたものではないです。長く培ってきたことを、仕事として提供させて頂いておりますが、ある意味ではそれだけのことです。
ものを教えているからと言って、何から何まで完璧なわけもなく、教える、教わる、という関係性は、生徒さん側が、先生を理解し、そのやり方に合わせてくれるから成立しているのだということを、忘れることはありません。
乱暴に言ってしまえば、よほどおかしな先生でない限り、どんな先生に習ったとしても、生徒はある程度のことを習得することはできると思います。でも、お金を払って何かを習う時、その先生でなければならない何かがそこに付加されていれば、生徒さん側にとっては、なお幸せなことだと思います。その辺りには、先生と生徒さんの相性のようなものもあるでしょう。
人と人ですから、先生と生徒の波長が合う、に越したことはありませんが、友達関係ではありませんので、「ピアノに向かう」ということに対しての考え方や、目標設定など、共通に理解し合ってすすめていければ、長く続けられ、良い成果につながっていくことと思います。
大人でも子供でも、同じことです。
当教室も、参考までにと、ホームページ内に、生徒様の声を掲載させていただいております。お褒めの言葉をたくさんいただいていますが、これらはすべて「レッスンをお受けになった生徒さん、親御さんの受け止め方が素晴らしい」ということに他なりません。
ある人にとっては良いレッスンでも、ある人にとっては良くない、ということだってあるでしょう。そんなものだと思います。人というのは様々なので、自分は自分らしく発信していきながら、ご縁のある方々のお役にたてれば、というところです。
今年は年末にコンサートの予定があります。
発表会は秋ごろを予定しています。
お問合せ等、お気軽にどうぞ。