あこがれ
盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」
2021年6月16日のブログです。
「いやだ」という言葉にあこがれます’。
ワガママにあこがれます。
小さな子供が駄々をこねているのを見ると、心の中で静かに「いいぞ。もっとやれ!」と、うっすら感じます。だってそれは、いずれできなくなることだから。
人間、ほおっていても、生きていくにつれ、わがままは通用しなくなるし、規則の中で生きていかなくてはならない。それはもちろん安全のためもあるし、多くの人間で社会が成り立ち、その恩恵を受けている一員として、当然のこと。
「いやだ!」と叫ぶ子供は、かっこいいなと思います。勇気がいることだから。(子ども自身は勇気なんて思ってないだろうけれど)今は、それを修正していく側の人間(先生)ではありますが、幼い子が今しかできないこと、の大きな事柄が「自由な表現」なのだから、大切なことまでつぶさないように、上手にみちびいてあげなくてはね。
大人の世界は、何を言っているかより「誰が言っているか」が、効力を持つ世界です。
その中で生きていかなくてはならないならせめて、自分の中にだけでも自分の意見をもち、信念をもって生きていこう!と、いつも思っています。ちょっと話がそれましたが。
私は、じぶんが真面目であることがとても嫌で、長く生きていましたが、最近はあきらめました。真面目の良さだってあるんだろうと思うようにしています。
・・・でももし生まれ変わったら、「せんせー、こんなに天気がいいんだから、授業なんてやめて、外で遊ぼうよー!」て言って怒られて、それでもひるまず、いつも何か面白いこと考えてる、そんなこどもに、なってみたいかな。