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共鳴する音


2020年2月1日のブログです。

皆さまこんにちは。

先日、ようやく年明け初のレッスンに行ってくることができました。自分の課題についてこの場で詳しく説明するつもりはないのですが、たまには触れてもいいかなと思い、少し書いてみます。

今回も、自分の耳の浅さ、日頃の理想の低さ、みたいなものを感じました。一人で練習していると、少しずつ自分に甘くなっているんだろうな・・・気をつけているつもりでも、いい加減な練習をしていたことに毎度気づかされます。練習時間があまりとれないと焦りも出たりして・・・言い訳ですね。

ひとまず弾けるようになったとか、暗譜ができたできない、そんなところではなく、目の付け所というか、意識の焦点のあてどころを、今年こそ大きく変えていかねば!

気合を入れ直して、丁寧にやっていきたいです。がんばるぞー!

ショパンエチュード10-1を詳しく見て頂きました。身体の使い方がしっくりくるまで、気長に取り組むつもりです。25-2についても同じく。どちらも基本です。長年の弾き方がすぐには完ぺきに消えなくとも、教わるほどに手ごたえがあります。

・・・5月本番用の、カプースチン「ブルーボッサによるパラフレーズ」のレッスンでは、「共鳴」という言葉が何度もでました。この曲に限らず、本当の共鳴がなくては、立体的な演奏になりようもない。これは、奥が深いことのようですが、基本のタッチをしっかり身につけられていけば、できてくることのようです。はじめの一歩から、共鳴する響き、を求めていけば、あとは積み重ねていくだけ。気持ちの問題ではなく、身体の使い方と耳の使い方を、きちんと訓練しなければなりません。

もっと早くこの奏法に出会えていたら・・・と、時々頭をかすめますが、人生すべては必然。前進あるのみ!

私のように途中から奏法を変えていくのは、思うより大変なところもありますが、ゼロか百か、ではない部分もあります。まだまだでも、昨年の自分とは全然違う!と、時々たちどまって振り返り、成果を確認することも、前に進む原動力になります。

倍音豊かな演奏の素晴らしさを知ってしまったら、何があっても、もう後には戻りたくありません。

先生のお手本は、出汁のきいたお料理の「美味しさ」のようです。調味料、スパイス、盛り付けの工夫・・・、味付けや見た目もお料理の大事な面かもしれないけれど、結局、違いが出るのは出汁の味!

目をつぶって口にひとくち入れただけで、はっきりわかる違い。

いま、ピアノ演奏における出汁のとりかたを、学んでいるような感じです。

美味しい出汁があれば、何を作っても美味しくなる。