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カップを温めて待つ

盛岡市ピアノ教室「ミチコピアノアカデミー」

2021年1月7日のブログです。

すごい雪です。久しぶりの本格的な雪かき。雪をかくのはいいのですが、雪の山が大きくなりすぎ、邪魔になります。いっそ雪だるまを作ろうかと思い立ちましたが、雪がさらさらすぎて無理でした。また試してみようと思います。

雪かきのあとの練習は、いい音が出ているような気がしました。肩甲骨からしっかり動かしたあとで、さらに指がかじかんで動かないため、無駄な動きができず、手や身体を良い感じに使えていたの「かも」しれませんね・・・面白いです。

・・・私がピアノを弾いているのは、3つの立場から、だと思います。

一つは、一個人としてピアノを弾くことがかけがえのない人生の楽しみだから。

一つは、ピアニストとして、人前で演奏する立場を持っているから。

一つは、ピアノ指導者として、より良い指導をいつも目指しているから。

こういう考えかたをしてみることで、日々演奏に向かう時間の重みを、ますます感じられるようになりました。一個人として、ピアノの奥深さに魅せられている、という部分は、学びを重ねていくことで、どんどん感じられるようになってきたものです。

三つ目の、ピアノ指導者として、の部分においては、まだお会いしていない未来の生徒さまも含めて、レッスンに来て下さる方々を、「カップを温めて待っている」という感覚かもしれません。どんな時も、ピアノを弾きながら、より良い演奏を目指して練習しながら、生徒さまとの「次のレッスン」が、より充実したものとなるよう、教室でお待ちしています。

レッスンを始めたばかりの幼いお子様にも、こういう気持ちは伝わるものと信じて、頑張っていきたいと思います。